大ナポレオン展(せんだいメディアテーク)
仙台市青葉区のせんだいメディアテーク6階ギャラリーでは、4月20日(日)から5月5日(月) まで「大ナポレオン展−文化の光彩と精神の遺産」を開催します。今回の展示は、ナポレオンと同時代の絵画・彫刻・工芸をはじめ、遺品や愛用の品々など約100点を通して彼の生涯を紹介します。

ナポレオン・ボナパルト(1769-1821)。彼は、フランス革命後の混乱期に、ヨーロッパ統一のロマンを掲げ、颯爽と歴史の表舞台に躍り出た英雄として知られています。その政治的・軍事的才能と、たぐいまれな指導力によってヨーロッパ全土に革命の精神を広めた彼は、その一方で、芸術・文化・教育の振興といった文化政策にも大きな情熱を注ぎました。
エジプト遠征の際に、多くの学者や芸術家からなる学術調査班を同行させ、エジプト学の基礎をつくり、また、ルーブル宮殿を美術館として広く一般市民に開放しつつ、地方にもさまざまな美術館を設置しました。革命で衰退したジュエリー産業を復活させたのもナポレオンでした。
さらに、この時代には、古代ギリシャやローマの美術を現代風に蘇らせた「帝政様式」と呼ばれる勇壮華麗な美術様式が花開きました。このように19世紀初頭のヨーロッパ文化・芸術は、まさに、ナポレオンの存在によって大きく発展したのです。
本展は、ナポレオンの幅広い文化性に焦点を当て、同時代の絵画・彫刻・工芸をはじめ遺品や愛用の品々など約100点を公開し、ナポレオンが未来に残した「精神の遺産」を紹介します。
中でも皇帝の首席画家・ダヴィッドによる肖像画「サン=ベルナール峠を越えるボナパルト」は、イタリア遠征の際の馬上のナポレオンを描いたとされていますが、実際の遠征には馬ではなく悪路に強いラバだったという逸話が残されている有名な作品です。
その他、ワーテルローの戦いで敗れて流されたセント・ヘレナ島でナポレオンが使っていたと伝えられるひじ掛けいす、皇后ジョゼフィーヌの寝室で暖炉の上に置かれていた振り子時計、自筆の回想原稿などに加え、ナポレオンにゆかりのある宝石類も展示されます。
●大ナポレオン展
日 時:2008年4月20日(日)〜5月5日(月)
開館時間:午前10時〜午後7時(入館は30分前まで)
※初日は午前11時から一般公開 ※休館日:4/24(木)
会 場:せんだいメディアテーク6階ギャラリー
入場料 :一般 1,000(800)円、大高生 700(500)円、中小生 300(200)円 (税込)
※( )は前売料金。 ※( )は20名以上の団体、65歳以上、障害児者の方は前売料金と同額。
※前売券はローソンチケット(L25343)にてお求めになれます。
主 催:「大ナポレオン展」実行委員会、河北新報社、TBC東北放送
お問い合せ:東京富士美術館 TEL.042-691-4511
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